From 1997 - To 2017

21世紀を目前にした1997年、学校教育に寄り添ってきた私たちベネッセは
将来を見据えて、日本の英語教育に何が必要なのかを考えました。

「これからはますますグローバル化が進むはず。そんな時代にあっても
世界と渡り合って活躍できる人を増やしたい、今からの高校生・中学生には
本当に使える英語力を身につけて欲しい。」そう強く思ったのです。

指導と評価、学習と評価は一体のもの。
学力を身につけるためには、学校教育に合った、
次の指導・学習に繋げるための評価としてのテストが必要です。
そこで私たちは、1999年にアメリカのテスト会社と共同で英語検定を開発しました。
それが英語コミュニケーション能力テスト、現在の『GTEC』です。

四半世紀前から「使える英語」にこだわり続けています。
大学入試が「読む」1技能だけの時代から、「書く・話す」まで測定し、
真の英語力=4技能を伸ばすことを追求してきました。
最初は4技能ゆえに広まりにくかったGTECも、
学校教育の「使える英語」への変化と共に受け入れられ、
2016年には、93万人の方に受検していただくまでになりました。
しかし、GTECはその歩みを止めることはありません。学校教育に寄り添って
GTECはこれからも進化し続けます。

History of GTEC

1997

英語テストの開発を開始

アメリカのテスト会社と共同開発。問題は全て海外で作成。「使える英語」にこだわり、読む「リーディング」はもとより、聞く「リスニング」・書く「ライティング」までを測定する検定とした。
更にライティングは、一文を英訳する部分英訳、単語を並び替える語句整序が主流だったがテーマについて意見を述べるエッセイ記述を採用。
また、各技能の到達度を示すために「何ができるレベルなのか?を理解でき『CAN-DOリスト』をあらゆる英語検定に先駆けて作成した。

受検者数
1.5万人

1999

「英語コミュニケーション能力テスト」としてリリース

大学入試においては、読む「リーディング」1 技能だった時代。そのため高校の授業でも読むが中心。なぜ授業でやっていないことを測定するのかという厳しい声をいただいたこともあった。

受検者数
3.3万人

2000

ライティングの力を
より伸ばしてもらうために答案添削を開始

受検者数
4.5万人

2001

技能ごとに重点復習問題の診断を開始

受検者数
6.8万人

2002

Topics

文部科学省「SELHi (Super English Language High School) 事業」開始

「使える英語」の指導を具体的に目指す動きが始まる。
先進的に指導改善を進める、SELHi指定校を中心に、指導成果の検証のための活用が本格化。

受検者数
14.3万人

2003

「GTEC(Global Test of English Communication)」に変更

日本・韓国・中国の三カ国間での英語力の比較研究として、「東アジア高校英語教育GTEC調査」をスタート

※2006年度・3次調査まで継続的に研究

「GTEC通信」の刊行開始

「使える英語」のための指導、指導改善の仕組みなどを全国に普及していくために、先進的な学校・行政の取り組みを取材した「GTEC通信」を刊行。※2017年7月段階で106事例を数える。

Topics

2年後に大学入試センター試験にリスニングが
導入されることが決定

学校・生徒も大学入試でのリスニングに備え指導・学習を本格化。リスニングの結果分析が効果的と評価され、更に活用されはじめる。

受検者数
23万人

2004

「Speakingテスト」をリリース

英語2技能であった時代。「使える英語」のためのSELHi事業の支援から、ライティングに加え、話す「スピーキング」テストをリリース。学校の英語指導を4技能で結果分析することが可能に。

「東アジア高校英語教育GTEC調査」の
第一次調査結果を公表

受検者数
27.9万人

2005

「東アジア高校英語教育GTEC調査」の第二次調査結果を公表

Topics

大学入試センター試験に
リスニングテストが導入される

リーディング1技能から、リスニングを加えた2技能が必要な時代に。

受検者数
32.8万人

2006

「GTEC Junior」をリリース

英語教育を行い始めた一部の小学校にむけて、小学校高学年向けに、聞く・読むを測定する『GTEC Junior』をリリース。

Topics

埼玉県において、
英語運用力向上推進校が指定される

埼玉県の授業改善のためにGTECが活用される状態に。

全国高校生英語ディベート大会がスタート

第1回大会から特別協賛として、学校におけるスピーキング活動の一つである英語ディベートをサポート。

受検者数
37.2万人

2007

Topics

SELHi事業に参画する学校が増加し100校を突破

SELHi事業の指定校の9割程度がGTECを活用。データに基づき検証し、指導改善を行っている事例の普及が本格化。

受検者数
41.6万人

2008

Topics

山梨県において、高等学校において
外部検定試験による一部の単位認定化

山梨県の単位認定に、外部検定試験の中では唯一GTECが活用される状態となる。

受検者数
42万人

2009

結果帳票を全面リニューアル

「使える英語」のための学校指導が本格化することに備え、全技能において結果分析から、次の指導・学習のための指針まで提示する「診断機能」を追加。結果帳票を全面リニューアルした。

スコアレポート
教師用帳票

受検者数
49.5万人

2011

各技能におけるCAN-DOを精緻化し
「推奨スコアガイドライン」を設定

CAN-DOレベルに応じた学校教育での指導実践集「授業づくりのコア」を公表。

Topics

文部科学省が「国際共通語としての英語力向上のための5つの提言と具体的施策」を公表

国全体で「使える英語」の指導が本格化する。各学校においてCAN-DO形式での学習到達目標が必須化され、10年以上前から基準として示し続けてきたGTECのCAN-DOが、多くの学校に活用される状態に。

受検者数
57.2万人

2012

「CAN-DOリスト」の形での
学習到達目標設定への支援を本格化。
GTECをベースとした
設定事例の普及が本格化。

Topics

文部科学省「外部検定試験の活用による英語力の検証事業」を実施

受検者数
65.8万人

2013

Topics

現行の高等学校・学習指導要領がスタート

「授業は英語で指導することを基本」とする方針から、「英語4技能」での総合的な育成が始まる。より多くの学校・生徒が、「英語4技能」を測定できるようにするために、デジタル技術を取り入れた検定リニューアルを構想。

受検者数
73.5万人

2014

「スピーキングテスト」をタブレット式にリニューアル

学校においてより多くの生徒が一斉に取り組めるように、スピーキングテストをタブレット端末を活用する形式でリニューアル。

2016年度のタブレット実施の様子

「GTEC CBT」をリリース

海外大学への入学のために求められる高度な英語力を測るために、受検者の英語力に応じて問題が切り替わるアダプティブの技術を用いたCBT(Computer Based Testing)版をリリース。

2015年度のCBT実施の様子

Topics

文部科学省「英語教育改善のための英語力調査事業」を開始

2017年度まで4年間で実施されている調査が始まり、4回連続で受託。

受検者数
81万人

2015

Topics

文部科学省「英語教育改善のための英語力調査事業」が高等学校に加え、中学校でも実施

GTECが中学・高校の双方を受託するように。

受検者数
93万人

2016

2018年からの小学校英語・
教科化(先行実施)に向けて、
GTEC Juniorを4技能化

日本の小学生の英語力を初めて4技能で測定する、タブレット端末を活用する形式でリニューアル。